国サバのイシャでーす✨🐠
国サバでは5年間、IB生のみならず、Cambridge AssessmentからAPの生徒たちまで、幅広くサポートしてきたこともあり、これからインターナショナルスクールへの編入をお考えのご家庭様も増えています。
インターナショナルスクールへの転入サポート・面接対策は国サバの生徒様の3割ほどを占めてるといえるほど。
カリキュラム選び、学校選び、どうしよう…というお悩みを日頃から沢山頂いてます。
本日はJFSA-Tricor主催、海外投資家向けのインターナショナルスクール・カリキュラムについてのウェビナーに参加してきました!
Aoba-Japan International School校長のPaul Fradale氏、Laurus International School of Science校長のStephen Bailey氏、国サバも日頃からお世話になっているGlobal Step Academy社長のモントゴメリー・道緒氏のという豪華キャスト3名がIB・Cambridge・学校選びについてスピード総まとめ!!
色々と気づきがあったため、記事を3回に分けてまとめまーす!今回はIBについて!
各カリキュラムについて、EduJump!やインターナショナルスクールタイムズなど素敵な媒体に取り上げられているため、割愛します。どちらかというと、カリキュラムの構造や全体的な趣旨、他カリキュラムとの違いを強調したく。
IBは、もともと外交官や世界リーダー、起業家を輩出することを目的とした教育プログラム。
(概要)
文科省から引用します。
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。
IB PYP~DPにかけて:基礎、土台作り、応用の3ステージ制
Aoba-JapanのFradale氏はIB初等部PYP、中等部MYP、高等部DPの趣旨を以下のようにまとめる。
知識は、ツールなり。
全体的にみると、PYPやMYPを辿ってこそ、DPで本領発揮することが可能になるグラデーション構造。
その理由として注目して欲しいのが、PYPとMYPの違いのところ。
PYPは「Transdisciplinary skills development」
MYPは「Transdisciplinary approach」
skills -> approachへ言葉の転換。
初等部ではすべての思考やクリティカルシンキングの基礎となるスキルを蓄えることに集中し、中等部で初めて応用の練習開始。PYPではスキル・知識吸収が目的だが、MYPでは学ぶ授業内容自体を覚えるよりかは、思考を働かせるためのアプローチやツールとして使うことが趣旨。
MYPの「Personal Project」
MYPでは実際に、10年生(高校1年生相当)終盤で行うリサーチプロジェクト、「Personal Project」を通して、学生たちは独自の研究課題を選択し、独自の方法でプレゼンテーションする。
イシャ先生は?ー 当時は世界の少年兵問題について熱意を感じていたため、プレゼンも兼ねて独自で作詞作曲したものを売り、売上を少年兵救助団体に寄付した。(…イシャ先生はちなみに小さい頃からずっとボーカリスト)
DPにおいての TOK + EE + CAS 三構造
高等部プログラムのDPになると、日々の6科目の勉強と課題に加え、TOK(知の理論)、EE(Extended Essay、独自のテーマに沿った論文)、CAS(Creativity, Activity, Service)がIB資格獲得条件として必要になる。MYPで培ったクリティカルシンキング能力に加え、応用力、タイムマネジメント力が問われる。
このように、いかに勉強と課外活動、リサーチ論文をバランスよくこなし、充実した学校生活がおくれるかが問われるので、社会への適用性がとても高いカリキュラムなのだ。
イシャ先生からしては、IBの経験は今でも役に立ってるし、むしろDPを乗り越えられたからこそなんでもできる自信をもっている。
ボーナス:「Can be offered in any language」、使用言語は英語じゃなくて良い!
IBの目的はグローバルマインドを培うことであり、英語で学ぶことではない。そのため、PYPやMYPにおけるスキルやマインドセットは世界中どこの言語で行っても良い。DPレベルになると、世界中の大学への進路も考慮し、指導言語が英語・フランス語・スペイン語になっていることが多い。
しかし、国内のリンデンホールスクール(福岡)、東京都立国際高等学校(東京都)、ぐんま国際アカデミー(群馬県)などを見ると、日英半々で行ういわゆる「日本語IB」導入校も増えつつある。
個人的に、言葉の発達よりマインドセットの発達を先にしたほうが、長期的・持続的に学習精神のある生徒を育てられるため、優位だと感じる。日本語でIBを実施することに意義はないしむしろ大歓迎で、国サバでも既にサポート体制はある。
→さて、次はCambridge Assessmentについて。こちらはうちの先生の体験談からの印象も含めて書きまーす!
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