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自分の子どもにインターも考えているけど、どこの高校に行かせようかな?と悩んでいませんか?
高校卒業後の進路も考えると、かなり考え込む疑問でしょう。日本ではIB(国際バカロレア)だけでなく、さまざまなプログラムを提供する インターナショナルスクールや一条校が増えており、この傾向もますます強まっています。 そんな中、もしイギリスやヨーロッパの大学を目指しているなら、 絶対にオススメのカリキュラムがあります。それは近年増えている A-Level (エーレベル) と呼ばれるカリキュラムです。
A-Level を 経験した私、エヴァ先生より、 今回は「初めて聞いた」方でもすぐ理解できる!志望大学への近道となるAレベルのカリキュラムについて説明していきたいと思います。
A-Level とは
A-Level とは英国名門のケンブリッジ大学発祥のカリキュラムであり、大学進学を目指すイギリスの高校生の多くは高校生活の集大成となるこのA-Level の試験に向けて勉強します。また、A-Level は多くの英国系インターナショナルスクールでの主要カリキュラムとして提供されており、日本でも徐々に注目を集めています。この A-Level の一番の特徴は生徒自身が決めた「3〜4科目」に集中して高校最後の2年間取り組むということです。
簡単に言えばAレベルとは、狭く・深く学べるカリキュラム。 大学に自分の好きな科目をよりアピールできます。
大学への近道としての A Level
A-Levels は世界中の大学から高く評価されていることでも知られ、その成績を基に各大学では出願者に対して合否判断をします。また、後ほど詳しく話しますが、自分で好きな科目だけを選んで取れることも、大学への近道として呼べる点かもしれません。
必要科目や必要最低成績は大学や学部で異なる?
日本の高校でも「理系・文系」の選択はありますが、A-Levels では1科目1科目自分で選ばなければいけません。科目選択も、将来の進路を考えてやる必要があります。例えば、将来医師を目指す学生には、生物学、化学、物理学の組み合わせが理想的ですし、英文学を目指す学生には、英文学、歴史、言語の組み合わせが適しているでしょう。
面白い組み合わせで言えば、私の場合は、宇宙航空開発の分野につながる理系科目と英語・フランス語という言語分野を組み合わせて学びました。理系の専門知識を深掘りするのはもちろん、言語の学問の視点からも物事を見れたこともよかったです。
A Levels で何を学べる?
Aレベルの科目の組み合わせは何通りでもある。これぞAレベルの魅力。
A Levels の魅力はその幅広い科目選択にあります。以下は選べる科目の一例です:
理科系
生物学・化学・物理学コンピューターサイエンス・心理学など
人文科学系
歴史・文学・言語・哲学
社会科学系
経済学・社会学・ビジネス学・地理学
アーツ系
美術・デザイン・映画研究・音楽・演劇など
私の場合、大学出願に必要な科目が比較的自由だったため、自分の専門分野の理系科目と同時に、脳の別の部分が使えて、興味のあったフランス語の科目も取りました。これにより、理系科目のプレッシャーから解放されつつ、バランスの取れた学びをすることができました。
A Levels の自由な科目選択は大きな魅力であり、Aレベルの課程が始まってからでも、もし科目が自分に合わない場合は、3〜4科目の最低科目数を守れば科目を変更することも可能です。
A Levels の課外活動
A Levels で課外活動は必須?とギモンに思う方もいるかもしれませんが、 卒業要件ではありません。しかし、A Levels を取る多くの学生が志望するイギリスや欧米圏の大学出願では、成績だけでなく課外活動のアピールもする必要があります。課外活動は成績が付けられるわけではないため、自分の好きなことに取り組むことができますが、 成績の向上だけに囚われず、課外活動も行っていくことが重要です。
Aレベルは思考力や自己管理など、大学での成功や社会で活躍していくための重要なスキルを培えるプログラムです。
A Levels は自分に合っている?
既に学びたいことが明確で、集中して自分の深掘りしたい科目に取り組みたいのであれば、A Levels こそが海外大学への1番近道になるでしょう。 しかし、そのためには、しっかりと 入りたい大学の学部の出願条件を調べ、 それに準ずる科目選択をしなければなりません。
周りの先生やアドバイザーと相談の上、A Levels という選択肢を詳しく見てみてはいかがでしょうか。
また、プログラムの詳しい内容は公式サイトからもご覧になれます。 (Cambridge A Levels website)
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